外国語学習と脳の活動
人間は使う言語によって、脳の活動領域も異なるということが様々な論文・メディア等で発表されています。
非常に興味深いですね。
【中国語と英語の違い】
無料翻訳サイトの使い方では、中国語と英語の文法上の共通点をしてきしました。ところが、当の英語を使う人々としては、中国語と英語はやはり違うものなので、中国語の学習は大変だということがいわれています。
http://www.chinese-family.com/why.html
このサイトでは、英語(アルファベットを用いる言語)と中国語は脳の活動領域が違うということです。英語(アルファベットを用いる言語)は、脳のWernike領域を使用していて、聴覚エリアとの結びつきが強いとのことです、一方、中国語では、Broca領域を使用していて、動きや色を判別する領域との結びつきが強いということです。こういう観点からは、日本語と中国語は似ている部分が大きいといえるかもしれませんね。
この教材の趣旨としては、英語(アルファベットを用いる言語)を母国語とする人は、もっと、Broca領域を使用していかなくてはいけないということで、教材はアニメ動画をメインにそろえられているというわけです。
【英語の学習と脳の活動領域】
東京大学の研究では、英語の学習と脳の活動領域の研究結果が発表されています。
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20081106/index.html
内容が難解なので、一度よんだだけでは意味がわかりませんが
私たちにとって役に立つ部分をかいつまんでピックアップすると
1)英語学習初期段階では文法をつかさどる部分が活発に活動するが、英語の学習が長期に なるに従い、文法をつかさどる部分の活動が低下し、文章理解の領域が活発に活動する。
(これはすなわち英語脳が発達してくるということでしょう)
2)6年以上にわたる英語接触量が重要。(継続は力なりということですね)
【間接脳と直接脳】
英語学習等でよくいわれるのが、日本語で考えるな、英語で考えとという英語脳のススメ的な考えを持っている人も多くなっています。一見すると斬新なこの発想は、外国語の苦手な日本人にとって、特効薬になる可能性も感じさせてくれますが、注意する点もあるようです。
中国語達人への道、というこちらのブログではhttp://www.chinesemaster.net/chinese_navi/study_method/beginning/direct_indirect.php
外国語をいったん日本語に置き換えて理解する方法を間接法。
外国語をそのまま日本語に置き換えずに理解する方法を直接法とよんでいます。
このブログの管理人さんいわく、直接法は会話の処理速度が当然速くなるのですが、語学能力の衰えもまた早いということだそうです。ですので、慣れだけで語学を覚えた留学生が日本に帰ってきたとたんすっかり外国語を話せなるなることがあるようです。一方、間接法は、日本語を介するので会話の処理速度は遅くなりますが、日本語という土台があるので、定着率というか、衰えのスピードがゆっくりしているというメリットがあるそうです。
なかなか面白い分析だと思います。

